8月13日 晴れときどき曇り
6:30起床。朝食も豪華だ。
今日の目的の八方尾根に向けて出発。
軒下の風鈴が良い感じ。
行く道の途中に2年前来た木崎湖があった。
考えてみれば大町といえば龍神湖こと大町ダムの近くだ。
そしてこの道も通った覚えがあるのだった。白馬の方へ進むとそのとき泊まった宿もあった。
11月と8月とでは風景も雰囲気もずいぶん違うので不思議な感じだ。
ロープウェーとリフトを乗り継いで山頂近くまで上がっていく。
ゴンドラの中から。パラグライダーがよく飛んでいる。
天気予報が外れて晴れて何よりだ。
次の駅でリフトに乗り換える。
地面が近いので足が草に触れる。いいねーリフト・・・
眺めもいい。
その次の駅が見えてきた。
また乗り継いで山頂駅へ。
腫れたり曇ったり山は天気が変わりやすい。
かわいい顔したアブがいた。
ひたすら登って登って登るー。
オオバセンキュウがあちこちに咲いている。
山頂駅が遠くに見えるがまだ半分も来ていない。
よく見かけるハクサンシャジン。
クマンバチとゴマナ?
8月でも雪が残っている。気温は低いはずだが登っていると暑い。
ときどき出てくる岩ばかりの道は体力的にはそんなに消耗しないけれども、人の間を縫ったり譲ったりするので気疲れしてしまう。
半袖になるとちょうどいい寒さだった。
1時間ちょっと歩いてケルンをいくつも過ぎ、山頂部に到着。ここでしばし休憩。
八方池が見える。人一人いない写真で想像していたのとは印象がちょっと違ったが(笑)水の色がきれいだ。
行く道では見なかったのになぜか山頂にはトンボが沢山飛んでいる。近くに水場があるからだろうか。
ここから八方池を通って来た道を下りていく。
エーデルワイスみたいなフロッキーな高山植物ハッポウウスユキソウ。
風が無いので景色がよく映っていた。
下りのリフトで来た道を下りていく。
2つ目の駅が見える。
地上に下りてきた時点でまだ14時だったので黒部ダムに向かうことにした。
ということでダム行きのトロリーバスが出ている扇沢駅へ。
駐車場にいたトンボはどれもとろいのか、簡単に捕まえられる上にずっと逃げなかった。
突然トロリーバスのキャラクター「くろにょん」が出てきた。
この場にいた乗客でトロリーバス開通50周年&年間乗車50万人の一団にあたったらしく花の種をもらう。
どこかの家族が50万人目の記念品をもらったのだろう。
バスに乗り込んで15分ほどで黒部ダムに到着。
到着駅から220段の階段を上って展望台で写真を撮ってから橋に向かって下りていく。よく歩く日だ。
観光放水はずっとされているらしい。
橋の上からの眺め。
手すりには昭和43年の修学旅行生の落書きが目立つ。46年前・・・
湖側の眺め。
慰霊碑もあった。
模型はどういうわけか硬貨だらけになっていた。
破砕帯にかけたこんなおみやげも。
宿に帰って玄関でサイダーをもらったり冷やし野菜を味わったり。18時に夕食にした。
今日のお世話係の人は西洋人女性だったのだが、流暢な、しかも日本人でも間違っていがちな文法の日本語まで正しく遣いつつ、
日本人以上の気配りをもって対応してくれて良い意味で色々とショックだった。どんな経歴の人だったのだろう!?
20時からの縁日を見に玄関へ。人も集まってきている。
祭り囃子の笛のBGMが流れている。雰囲気があって良い感じの場になっていた。
綿飴やポップコーンや金魚すくいやけん玉、コマなどが用意されていて盛りだくさんだ。
大人も童心に返って遊んでいるのを見てあぁいいな〜と思った。
囲炉裏の火でポップコーンを作ってくれていた。
21時になって餅つきが始まった。
杵と臼でつくのを見るのは幼稚園ぶりだろうか・・・。
大人と子供が入れ替わり立ち替わりかけ声と共に餅をつく。
ベテランのスタッフの様子を見ると簡単そうに見えるが実は難しいのだ。
できた餅はあんことつゆときなこと大根おろしの4種の味付けから自由に選んでいく。きなこが好きだった。
これが毎日行われているとはなんだか非現実的でいいなあ。
その後大浴場へ。今日の露天風呂はひのきだった。
明日ここを出るので荷造りして就寝。名残惜しい。