9月14日 晴れ

今日も同時刻に集合なので早めに起床。
外へ出ると昨日までの雲を取っ払ったような快晴だった。
集合地点からガンガラーの滝に向けて出発する。



10時に到着。なんかすごそうな洞窟の入り口が見える。



中から見た様子。ブルーシートの部分は発掘中の箇所だ。



天井から水滴が絶えず落ちてくるのでパラソルの下に待避する。
10:15 ツアーが始まる。この洞窟の概要と発掘調査についての説明など。
港川人という原人の生活跡が残っているらしい。
すぐ横にあるブルーシートの下からもつい最近大きな発見があったとかで、現在も活発に調査が行われている途中らしい。
洞窟の穴を抜けて出発。



穴を出ると森になっていた。本来はここも天井があってさっきの洞窟がずっと続いていたらしいというので相当な規模だったのだ。



道の途中に崩れた東屋があったので何かと思ったら、40年くらい前に自然公園だったときに作られたものだったのだが
つい1週間前にとうとう倒れたという。驚きだ。




ガジュマルの木は迫力がある。



イナグ(女)洞の入り口。



イキガ(男)洞の入り口付近。水が流れ出している。



この先は暗いのでランタンを持って進む。探検っぽい。





なぜかいた大きなキリギリス?



虹色のナナホシキンカメムシ。



わかりにくいが中央にキノボリトカゲ。



絵になる眺め。

道路の下を通るトンネルでガイドさんがガンガラーの名前の由来を話してくれる。
ガイドさんが怪談風に語るので皆期待していたが・・・その真相はぜひツアーで!




トンネルを抜けると森の主とされているガジュマルの大木があった。
樹齢千年とかいうのを想像したらこれでもたった100年程度らしい。成長が早いんだなー。








ガジュマルの根を通り抜けて今度はツリーテラスに上がっていく。



テラスから見た空。
ここから港川人の骨が発見されたフィッシャー遺跡の方角が見えるようになっていた。
「皆さんも事故で死んでも1万年後に発見されたら名前が残りますよ、
 ただし下手に数年後とかに発見されないように、事件になりますから」とガイドさん。
本当だなー!

そして数年前にツアー中に見つかったという棺の跡を見て、武芸洞で最後の話があって終了。
思っていたより長く、内容の濃いツアーだった。




洞窟を出るとおきなわワールドのハブ館の前だった。これはコーンスネーク。
とても気になったが飛行機の時間が迫ってきていたので残念ながら諦めた。

他の人たちはこれからまだ次の目的地に向かうので、自分一人が空港へ急ぐことになる。
ここから首里駅まで送ってもらい、駅で車を降り、飛行機の席に着くまでが・・・大変だった。
連休の中日で道は渋滞し、モノレールは終点から始点までなので30分かかり、チェックイン時刻は過ぎ、
空港の端から端までキャリーを引いて走り抜け、特別に通してもらえたときはほっとした。
こんなに忙しい旅行は久しぶりだったような気がする。




座席から見えた海。
空港内をゆっくり見る間もなかったのが残念だし暑さには参ったが、充実した思い出深い旅行になった。
だがもしも次があるとすれば、今度は涼しい季節に一人でのんびり回りたいものだと思った(笑)



水族館のアンテナショップで購入した、珍しいオキゴンドウの真っ黒なぬいぐるみ。
全長50cmもあって毛量が多くモッフモフだ。
かわいい目と獰猛そうな口のギャップがいい。実際シャチのようにクジラを集団で補食するらしい。