5月4日 晴れ

8時頃に近くの橿原神宮に向かって出発。



出雲大社を思い出す大鳥居。
朝は人がいなくて静かでいい雰囲気だ。



鳥居に鎮座するスズメ



大きな池がすぐそばにある。





境内はかなり広い。畝傍山がきれいに見える。





回廊に神武天皇の足取りを描いた物語絵巻があった。
古代にこんな遠征をするのはさぞかし大変だったことだろう。







今日も予報では雨のはずだったのだが、嘘のような晴天だ。
その後高松塚古墳へ向かう。



田舎の住宅地のすぐ近くに入り口がある。
ただの公園のような感じに遺跡がそこにあるのはいいなあ。



そういえば明日はこどもの日だった。風が清々しい。



そこここに古墳がある。もっと調査してほしい!



高松塚古墳の資料館に入った。壁画のレプリカが展示されている。



この古墳の中に壁画があるという。



それにしても新緑がまぶしいくらいだ。



次は石舞台古墳へ。子供の頃来たときはもっと暗いような印象があったが、きれいに整備されていた。







内部は意外に高さがある。



地下に掘られているからだ。





福井の朝倉氏遺跡を思い出した。こういう場所はいいものだ。



すぐそこの食堂の古代米定食。美味でおすすめ。
続いて万葉文化館へ。





発掘された飛鳥時代の町の一部の遺跡を歩けるようになっている。



地下一階の展示はかなり凝っていて、当時の生活ぶりや文化を知ることができる。







歌垣の文化は粋でいいなと思う。
歌を通して対決したり求婚したりする文化はアジアの各地にあったらしいのもおもしろい。



フロア内にある万葉劇場では柿本人麻呂の回を観ることができた。
演出も音楽も凝っていた。日本っていいものだな・・・と謎の感動を呼び起こさせられる(笑)
日本画も見たかったのだが、展示替え中で叶わず残念。また来てみたい。
もっとじっくり見たい気もしたが帰りの時間のことも考えて藤原宮跡へ向かう。





見渡す限りの平野・・・
古代に都だった場所は地元の人の運動公園的存在になっている。





遺跡好きとしてはもっと調査や発掘をしてほしい気がするのだが、古代のために現代の生活を蔑ろにしてはいけないわけで・・・
なんだかもったいないような仕方ないような。
そして最後に大神神社へ。



晴天の三輪山。大物主の伝説から一度見てみたいと思っていた場所だった。













逃げないチャバネセセリ



参道出口。連休中予報に反してずっと快晴だったのは幸運だった。
短い時間だったがロマンある場所を巡れて満足!




橿原神宮でのおみくじ結果は中吉だった。悪くない内容が書いてある。
ただ旅行(たびだち)は「充分ならず 急ぐな」・・・的確!頑張ろう。



石舞台古墳の土産物屋で見つけたミニ埴輪
どうぶつの森でハニワ集めに凝っていたことを思い出す・・・