8月11日

6:30頃に起床。すっと起きることができた。
散歩ついでに朝食にするパンを買いにいく。

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いい空の色。この時刻ではまだ肌寒い。
今の時期は日の入りが遅く22時くらいまで明るい代わりに、日の出が遅い。

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バゲットと総菜パンとフラン、桃と白スグリ、ヨーグルト、野菜ジュースにコーヒーの朝食。

8:30 かねてから気になっていたヴァンヴの蚤の市へ。
メトロでパッシー→モンパルナス→ポルト・ド・ヴァンヴ。どこまで行っても料金が同じなのがありがたい!
歩道に日よけを出して品物を広げているという光景がずーっと続いている。
地元でやっている日曜市に雰囲気がよく似ている。
がらくたにしか見えないようなものから掘り出し物っぽいものなど、ピンからキリまで。
ガイドブックにも紹介が出ているためか、日本人もよく見かけた。

自分はいい感じの古書をゲット。
中世の王と王妃の絵をまとめた大判の図録で、古本ながらきれいだった。
5ユーロで買ったのだが、ついていた元の値札を見ると99フランとあった。これは掘り出し物!?
1時間ほど見て回った。

それからクリュニーの中世美術館へ。
ここはぜひ見ておきたいとリストに入れた場所。
有名な「貴婦人と一角獣」のタペストリーが収蔵されている。
『嗅覚』がスペインの美術館に貸し出し中だった(たぶん)。
彫刻、絵画、タペストリー、写本、武器などなど収蔵数がすごく、見応えがあり勉強にもなった。
しかも25歳以下は入館料無料である!中世美術が好きな人にぜひおすすめしたい。
帰りに売店で写本装飾の図録とその描き方の本を2冊購入。

館内は撮影禁止(いやフラッシュのみ禁止だったのかも・・・)だったので外観の写真を。

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貝の装飾が至る所に見られた。この館の持ち主の紋章。
こういうちょっと謎めいた装飾が好き。

適当に昼食をとって、シテ島のノートルダム寺院へ。
入るつもりだったが週末の昼間というのもあり長蛇の列ができていたので、別の日に回すことにする。

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そしてすぐ近くにあるサント・シャペル教会へ。
ここも並んでいたが日陰なのでまだ我慢できる。
空気が澄んで遮るものがないため刺すような日差しで、日向に出ると電子レンジで加熱されているような感じ。
入場料は18〜25歳は3ユーロ安い5.5ユーロ。EUの25歳以下は無料。

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1階は庶民のための礼拝堂。
十分きれいだが屋根は低くステンドグラスも小さい。
隅に売店があり、ここで日本語の図録を購入。

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2階へ上がると王族貴族のための礼拝堂。天井が高い!
一部のステンドグラスが洗浄中で幕が張られていた。
画面右側は洗浄・修復が終わっていて明るく、左側は未完了のためまだ暗い。

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これでパリ最古のステンドグラスの教会らしい・・・ステンドグラスに圧倒される。
どうやったらこんな建物が建築できるのかいつも不思議に思う。現場が見てみたい。
並んでも見る価値ありな場所。

パッシーへ戻り夕食のための買い物をする。
八百屋さんに珍しい果物が沢山あり感動、今度は赤スグリ、アメリカンチェリー、桃、プラムなどを買う。
それからトマト、葉野菜、小粒のジャガイモなども。

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昔から妹が好きな店 ショーウィンドウの綿毛のようなモビールがかわいい。

部屋に戻り、買った果物を食べて気力回復。
だがその後全員夕食も食べずに結局翌朝まで眠っていたのだった・・・。